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ハレというのは祝祭って意味合いらしくて、ケってのは日常なんだと言う。
日常がおかしくなる、というのがケガレ、ケが汚れるって意味らしい。
けがれちまった悲しみに
今日も小雪がふりかかる

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by unkeeen | 2011-04-26 02:27

僕は今京都はウルトラビデ邸にきています。

前回のブログを書いた時はもう遺書を書いてる気持ちでした。
15日は本当はウルトラビデプロデュースのisolation3というカナダ人とドイツ人のバンドが水戸にくるはずだったが、12日に浜松のライブが終わった後、巨大な地震と原発におそれおののいて、京都に帰ってしまった。で、ビデさんから電話があって、「いつでも京都に逃げてきてくれ」みたいな話をされたが、ガソリンも無いので逃げられないし、僕もガソリンが入らないのは、パニックをおそれた政府がわざとガソリンを止めてるんじゃないか!?と勘ぐってしまい、その話をするとまた電話がかかってきて、「マスコミや政府はうそばっかりなんでー、いつでも京都にきてください」と何度も電話がかかってきた。で頼りにしてます、と返事したが実際いけるはずも無い、、、と思ってたのだが、、、、

15日、つまり遺書を書いた後、お兄ちゃんが、会社を明日は休みにして遠くに逃げると聞いたので、でた!と思い、実際僕のスタジオもガソリンも無けりゃ、客が来るはずないし、どっちみち開店休業だから、京都行きたい京都に逃げたいと思ってたので、千載一遇のチャンス、とガソリンが入っている母ちゃんの車に荷物を詰めて、急に水戸を出発した。母ちゃんも一緒に行こう、と言ったが、こういうのは順番だから、と諭してくれた。

僕は東京もなんだかガソリンが入らずえらい騒ぎになっている、と聞いたので、笠間から50号で群馬のほうに行って、新潟まで出て北陸を通るルートで出発した。
5時に出発し、ガソリンがみんな無いので道はすごく空いていた。たまに渋滞があるとそれは全部ガソリンスタンドに並ぶ行列だった。そういう状態が栃木か群馬まで続いた。コンビニに商品が無い状態は下館くらいまでだった。

ずっとゆっくり走り新潟に着いたのはもう12時を過ぎていて宿をとることにして高速を降りると、そこは柏崎だった。あとで考えたらここにも原発があるじゃないか!?オーノー。
そこのホテルにはいわきナンバーの車だらけで急遽みんな逃げてきた様子だった。かれらの様子は、本当に追われてきた、といった様相で、アポカリプトという映画で、村を終われた人間たちの表情に似ている気がした。そうすると、あの映画の中では死を恐れたものは、魂が恐怖にとらわれていて、人間の尊厳をなくしてしまっていた。死を目の前にしても動じないあの酋長のようになるべきだったのか、、、とか思った。
北陸の冬はどんより曇っていて、天気も変わりやすく、まさに逃避行といった様相だった。

次の日は、富山県は砺波市に向かった。
ここは僕が人生の中で一番感動した、『大豆鼓ファーム』の「かかあ列伝」という公演を見に行った場所で、渋さ知らズのメンバーの演奏にあわせ、田んぼの中にはげ頭の舞踏たちが、ひしめき合っていた。あの公演を見たことで僕はおおげさに言えば表現活動を根本から変えさせられたわけで、、
着いたときお呼びがかかったのかな、と思わされた。
10年ほど前に行った砺波市は、本当にいなか!って感じだったが、今回行くとユニクロやらなにやら出来ていて垢抜けてしまっていて驚いたが、もしかすると、このユニクロで働く店員も、小さいころ、かかあ列伝を見てるんじゃないか?とおもうとやっぱり親近感が沸いた。

砺波のホテルで一泊、金沢まで足を伸ばして、行ってみたかった21世紀博物館に行ってみた。おもしろい美術館だったがそのときの展示作品は、実にまあまあだった。この作品ではっ!と思う人が一人だっているのかと怪しんだ。以前水戸の芸術館に巨大ばったが来て面白かったがその人の金色の巨大な玉のオブジェはおもしろかったし、かっこよかった。うん、僕はああいうのが好きだな。

また砺波のホテルで一泊。次の日は晴れたので、僕の大学の先輩で亡くなってしまった人が富山出身だったので、墓参りをしに行った。
実はこの先輩の墓参りはアタロウが生まれた次の日にも行っていたのであった。その先輩の実家に行きお父さんお母さんにアタロウを紹介して、花を買いに行きりんごも買って、墓に行った。ああ、もう死んじゃったんだなー、僕は生きてますよ、子供も大きくなっちゃいましたよ、と報告した。先輩にも子供がいてコタロウっていうんだよな。一緒に茨城の海に行きましょうって話もしてたのにな。

立山の山はすばらしい。お父さんはかっこよくて、見える山を全部紹介してくれて、全部登ったことがある、と聞いてまじでかっこいいな、と思った。お母さんも優しくて、なべを作ってくれて、お米もすごいおいしかった。富山の水はめちゃうまい。温泉もなんかすごい良い。
実家は富山のます寿司屋さんで、お土産までもらって、富山を後にした。
その日のうちに、京都に入ろうと思ったが、意外と遅くなってしまったのと、原発が6個もあるっていう福井県若狭湾も通りたくないなーと思い、琵琶湖沿いの長浜ってとこにあるホテルで一泊することにした。
水戸の天狗党は水戸を出発、冬の中仙道を通り、京都を目指したが、福井で捕まって全員処刑されたんだよなーと思い、残念だと思ったし、そういえば徳川慶喜は、京都で戦っているとき、旗色悪いと思うや否や、大坂から江戸に一人で逃げたんだよなー、と思い、僕もそんな感じだなーと思った。


次の日、とうとう京都に入る。
ビデさんに連絡を入れて、京都は鞍馬口の近くにあるウルトラビデ低に着いた。
まず良かったのは、あたろうがすごい気に入ってくれたことだった。ホテルでもおうちに帰ろうよー、と言っていたが、2,3日もするとビデさんちに帰ろうよーに変わった。やっぱり家っていいんだな。ビデさんのお母さんもすっごいいい感じで、アタロウのことを「ボン」と呼ぶ。

ビデさん家にはisolation3のメンバーのギターのケンさんがいて、彼女になったばかりのパンクでビザールな高知のあゆみさんもいた。高知の話で、ヨサコイの話になり、本場のヨサコイは、あの何度も聞いたヨサコイじゃなくて、オケは地元の人が勝手にバンド演奏するらしい。つまりどんな音楽がきても踊ってしまうらしく、けっこうそれって文化として定着してるんだなーと思い、かっけーなーと思い実際どんな音で踊っているのか、めちゃ知りたくなった。阿波踊りもそうだし、四国ってダンスカルチャーだな、と思い、広末涼子なんかは、この祭りで命をかけておどっているらしく、ぜひ四国の踊りを見にいきたいなーと思った。

次の日は大阪でライブだってんで、大学の同級生のいちくんが京都で樹木医をやっているので、一緒に遊びにいった。爆音で良いライブだった。ここぞとばかりに踊った。


京都に来てまず最初に京都駅近くの東寺に行った。ここは空海の寺で、運慶快慶の仏像があるのだが、言えば立体曼荼羅、もうばしっと3DSしてました。3DSと言えば任天堂もあったなー。一番好きな会社です。東寺は新婚旅行のときも来たけど、あたろうにも見せたかったし、来てみてまたすごくてびびった。
比叡山にも昇った。ここも新婚旅行のとき来たけど、なんとなくふさわしい気がした。
ケーブルカーとロープウェイですっごい上にのぼる。ここが親鸞や日蓮を輩出した総本山か、と感慨にふけっていると、妻タムエが「前回ここでけんかしたよね」と言ってきたので、ぜんぜん覚えてないなーと言ったのに、ロープウェイから降りるとまた「けんかしたのおぼえてないの?」と言ってきたので「なんでそんなに嫌な事思い出させてえんだよ」とプンプンしてしまった。
一応フォローすると、京都に入ってから妻タムエと新婚旅行の記憶勝負みたいなことをしてたのだが、ぜんぜんタムエが覚えてないので、おぼえてないの~!?と言って馬鹿にしていたから、その仕返しだったのだろう。
しかし、プンプンして思い出した。なんでけんかしたのはよく覚えてないけど、前回もプンプンして同じ道を通りながら、昔は女が入れなかったと言う比叡山延暦寺に、新婚旅行に来るとは何事だ!?と、歴代の坊主どもみられてる気がして、今度来るときは一人で来ます、とか思った気がする。今回はすっかり忘れて子供まで連れていったが、まあ出家って、全部捨ててくんだもんね。断捨離。
出家しないにしてもケーブルカーとか、旅行とかまあ簡単すぎるもんな。
とにかく、今度高野山とか昇る時は、一人で登ることにしよう。

4日目くらいにマコト夫妻が来た。ほんとは3月20日に結婚式だったので、今回は新婚旅行みたいな感じだな。おめでとう!
銀閣寺、南禅寺に行った。南禅寺の巨大な門がやばかった。上にのぼれるのだが、昇ると、昔修行していた小坊主どものストーリーが頭をよぎった。
伊勢参りに行った。やっぱりめちゃいいとこだ。日本の心。
志摩半島のホテルに泊り、海のすぐ近くが山、崖だったりすっごい複雑に入り江がある地域で景勝は見事だった。漁船がたくさんある場所で津波を連想させたけど。伊勢の焼き鳥、めちゃうまい。うどんもうまい。
奈良に行き法隆寺に行った。超能力者であると言われる聖徳太子。宇宙と交信する場所と言われる夢殿にも行った。八角形の建物のてっぺんにはマジでアンテナとしか言いようの無いものがあって、ぶるぶるかっこいい。
東大寺にも行った。鹿がいて。東大寺は中学校のとき見て感動したけど、今回もやばかった。タージマハル級に感動する。大仏、ビルシャナももちろんすごいけど、建物がやばい。あそこで演奏したボブディランもソウトウやばい
興福寺も行きたかったが、時間が無くていけなかった。なんでも国宝の17%が興福寺にあると言う。阿修羅ファンクラブというのを募集していて、すっげーポップだなーと思ったら、みうらじゅんがファンクラブ会長だった。

京都ではビデさんのおかげでおいしいものをたくさん食べた。サバがあんなに旨いものだとは知らなかった。上鴨神社の近くにある、今井食堂という人気のサバの煮込み定食。やばい。やばい。
ビデさんが「MSD(味の素)のせいかわからんけど、めっちゃとぶねん。昼しかやってない(11時~14時半)けど食べたら一日ほかす(すてる)って感じになるねん。」と言ってたのでまさか、と思っていたが、味噌汁、とろけるサバ煮、めし、うめーうめーと食べ終わって家に帰ったら、大人5人と子供1人、大げさじゃなく完璧にぶったおれて寝てしまった。熟睡。ぜんぜん起きれない。たしかに一日ぶっつぶれる。行列になっててサラリーマンも来てたけど、あれじゃ仕事にならないだろー?
今井食堂、すげー。ばばーもこえー。


鍋で、ごま油と塩と唐辛子のたれにつけながら食べる鍋もおいしい。これは水戸でもやりたいなー。はまーる。

もうねむーる。

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by unkeeen | 2011-04-01 02:43