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昨年も行ったのだが、またオヤジとバングラデシュに行ってきた。
今回は道連れに古着屋ストリップのナベ君も一緒に行った。
ナベ君は最近バンドでギターを弾いてもらったり、アコースティックな音楽に挑戦してるんだけど、その時ウッドベースを弾いてもらったりしている。マーシャルのハウラセ方はかなりもってかれる。

出発は7月20日
前日19日は、芸館が作る映画の一環で「レイクショウ」に出演。むちゃくちゃ楽しいライブだった。エキストラがいるってのはスゴいことだ。で、演技でも客がノッテルくれてると嬉しいな、盛り上がれるな、と思い、やっぱり演技ってのも大事だなー、嘘から出たマコトって言葉を思いおこさせた。

初日は17時成田発、4時間半くらいで、香港に着き、トランジット(乗り換え)してまた4時間くらいでバングラデシュの首都、ダッカに着く。あっちに着いたのは夜中の2時。こっちの4時。時差は2時間。

やたら対応の遅いイミグレを通り抜けると、前回と同じナヒード教授がむかえにきてくれ、
ダッカ大学の中にあるゲストハウスに泊まる。綺麗なホテルだ。

早々と就寝して、次の日の朝。
ナヒードに今日はどこに行くのか訪ねると、前回と同じマンゴーの里ラジシャヒに向かうという。
同じコースに多少驚いた。ま、またマンゴーかよ。しかし今回はナベ君初めてだし、まあいいか。
でも前回来たとき今度は南に行って船に乗りましょう!って言ってたから、一応
「南にはいかないですか?」と尋ねると「サイクロンがくるから行かない方がいい」とのことだった。
なんだ、南に行ってマングローブ見たいな。。ナベ君も海を見てみたいと言っている。
でもまあいいか。

車はNISSANキャラバン。運転手付き。
前回来た時の運転手は態度がナヒードの気に入らなかったらしく、原因は一年前のブログにも書いたが、解雇されてしまったようなので、今回はいい運転手を探してきたとのこと。
「もう人気で人気で引っぱりだこなんです」(実際ナヒードは『引っぱりだこ』などの言葉を使う。かなりの語学力だ)
男前の運転手を共にしてダッカを出発。

朝10時くらいに出たのだが、相変わらずの渋滞などのせいで遅い。150キロも離れていないラジシャヒなのだが。やはり前回と同じく延々と緑の田んぼ、川、動物、いい国だ。
今年は雨期に全然雨が降らず、大変らしい。しかし全然緑だ。

道中、ナヒードは「遅い遅い」と言っているので、
オヤジが「ごはんは余り腹へって無いから、バナナくらいでいいよ」と提案したが、完全スルーで無視。
道路沿いの綺麗なレストランによる。お腹いっぱい食べる。時間を食う。
途中、何度も気になる風景があったり、店があったりして、ナヒードに「車を止めるよう」言っても「着くのが遅くなる」との理由で車を止めない。
だったら、優雅にランチなんかとらなきゃいいのに。

結局、ラジシャヒに着いたのは、7時前くらい。飛行機でバングラに来る時間と変わらないくらいかかってしまった。
ホテルはやっぱりなかなか綺麗なところで、ちょっと先に行くとポッジス川がある。
ポッジス川はつまりガンジス川なのだ。ガンジス川の下流なワケです。
たくさんのバングラ人が川沿いを散歩している。
日本から持って来た小さいアコースティックギター2本でちょっと弾き流した。
歌うとナヒード教授に「ちゃんとふざけないで歌いなさい」と注意された。
ふざけてませんが。まじですが。

で、ナヒードの知り合いの教授と待ち合わせて、夕ご飯。
もうお腹いっぱいだよ、と思ったが、カレーはうまい。肉の薫製っぽい、黒い固まりがかなり美味。
帰ろうとすると運転手がいない。ナヒードが怒りだす。
しかしボクは街の子どもと追っかけっこをしたりしていられたので、楽しかった。
30分くらい待たされて、ホテルに帰り就寝。
さあ、コレからが本番だ。
次の日に続く。。。

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by unkeeen | 2009-07-31 18:50

以前高野山大学のお坊さんのハナシを聞く機会があって、その坊さんは曼陀羅発掘の第一人者だった人なのだけど、奇人っぽくて話してる途中にキキキと笑う人だったが、その人がカオスってやつについて話してくれた。

インドの話。
電車の踏切があって、そこに大量のインド人が押し寄せてくる。
人が多すぎて(インドの人の多さは尋常じゃない)踏切のとこで絶対に渋滞になるはずなのだが、
その踏切までくると、不思議なことに、見事なくらい、えもいわれぬ動きをして、そのインド人達は何気ない顔をして、スピードをゆるめず踏切を通り過ぎていくのだそうだ。そして、踏切を通り過ぎるとまたもとのようにグチャグチャとした一団となってしまうのだそうだ。

この「えもいわれぬはたらき」を起こせるのがカオスなのだ、といってそのお坊さんはまたキキキと笑った。「それはもう見事なんですよ〜!キキキ」とちょっと尋常じゃない笑い方をした後、「みんなカオスって言うとぐちゃぐちゃとした無秩序みたいなのを想像するけど、本当のカオスってやつは、秩序を作るよりも機能的とも言えるもので、例えば信号機を作るよりも、そのインド人のわけの分からない有機的連帯のほうがうまくいっている」みたいなことを言った。

ただのぐちゃぐちゃなのか、それとも形を自由自在に変えられるホンモノなのか、が問題だ。
なにが分かれ道になるのかなー?
コミュニケーションの密さとかかな。
距離が無い。愛がある。とかかな。
共通意識かな。
同じ言葉をしゃべるとかかな。
境界線をとっぱらうってのはそういうことなのかな、
なにか大きいものに心を寄せるというか。

土のにおい

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by unkeeen | 2009-07-01 02:32