ロック イン ジャパン

国立ひたちなか海浜公園で毎年行われている、ロックインジャパンに何年ぶりかで行ってきた。一日は売店の手伝いで行って、二日目はお客で行きました。


率直な感想は、なんて健康的なロックフェスティバルなんだ!?ということだ。
もうちょっと不良にならんかいなー。ウッドストックみたいな感じはゼロだなやー。
別にウッドストックじゃなくてもいいけどな、せめてロックフェス名乗らないで欲しい。
「J-POPフェスティバル・イン・ひたちなか」とかの方がしっかりと内容をつたえられるんじゃないかなー。

僕自身バンドをやっていて、僕は何よりロックバンドをやっている!と思ってやってるんだけど、人に「どんな音楽をやっているの?」なんて聞かれた時、以前は「ロックバンドです!」と純粋に答えていたが、特に音楽にそこまで思い入れがない人に「ロックバンドをやっています」と答えるとあちらは、どういうロックを思い浮かべるだろう?
B'Zみたいなのを思い浮かべるかもしれない、もしくはX JAPANを思い浮かべるかも知れない。
僕的にはロックに対する美学みたいなのもあって、ジェームズブラウンやスライのようなファンクの王様でさえ、かっこいいのは全部ロック、というくくりなんだけど、
そんな僕のロックのイメージと、一般の人が思い浮かべるロックイメージはかなりかけ離れているな、と思ってしばらく前から「どんな音楽やっているの?」と聞かれた場合は「ファンクミュージックです、黒人音楽とか」と答えるようにしている。


このゆがみに一層拍車をかけている元凶が渋谷陽一プロデュースの「ロックインジャパン」であると思われる。
「ロックじゃねえよー、ロックじゃねえ」と宝島世代の声が聞こえてくる。


「ドブネズミみたいに美しくなりたい」と歌ったのは甲本ヒロトだが、
バンドブームが終わる頃、大槻ケンヂが「高円寺心中」という歌で「本当に僕たちはドブネズミのように美しかったか?」と歌いバンド少年少女に煙たがられたものだが、(僕もオーケンそんな事言うなよー、と思ったクチだ)
しかしあれから十数年、大槻ケンヂの歌は予言のように当たってきていると思う。
ロックインジャパン、みんな楽しそうにしてるから、不気味なひねくれた見方はしたくないけど、コレはドブネズミのようには美しくないな、としみじみ思ってしまうのであった。


僕は大槻ケンヂの大ファンで、今回は再結成した筋肉少女帯が来るって言うんでチケットとって観てきたんだけど、(筋肉少女帯は一回だけ水戸市民会館にデビューしたての頃に来ただけなのである)大槻ケンヂは良かった。歌詞間違えまくってんだよな、オーケン。


「なんで俺たちがロッキンオンジャパンフェス(ロッキンオンジャパンとはバンドブームの頃に渋谷陽一が編集していた雑誌)に呼ばれたんだ?こんな田舎に連れて来られて」とオーケンは冗談まじりに言ったけど、実に痛快だったよ。嬉しかった。
新曲は全然好きじゃないけど、がんばれ!大槻ケンヂ!
いつかきっとドブネズミみたいに美しい歌をもう一度歌ってくれますように。
                合掌

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by unkeeen | 2008-08-04 00:00